飛距離アップに性能の良いゴルフクラブは不要!?ゴルフが変わる5つのシンプルな考え方

飛距離アップに性能の良いゴルフクラブは不要!?ゴルフが変わる5つのシンプルな考え方

ゴルフでは性能の良い最新のクラブを使わなくても飛距離を伸ばすことが可能です。高反発規制が施行された2008年以降、飛距離をしっかり出していくためには、そのための5つのシンプルな考え方を身につけることが重要です。

「どのクラブで打っても飛距離が変わらない」「思ったように飛距離が出せない」と感じているゴルファーの方はぜひ参考にしてみてください。

体幹をトレーニングをすると飛距離が上がる

今のツアープロは昔に比べると明らかに身体が大きくなっており、パワー増大のトレーニングを積んでいることが分かります。しかし、力任せのスイングではどんなに速く回転しても、軸が前後左右にぶれてしまうことがあります。そのため、飛距離をしっかり伸ばすためには、クラブを早く振り抜くことができる体幹を手に入れることが重要です。

体幹が弱いと飛距離が縮む理由

ゴルフのスイングは体幹を軸として回転します。その際に、体幹が弱いと軸がブレやすくなり、クラブの芯でボールを捉えることが難しくなります。そのことが飛距離を縮めてしまう原因になっています。

体幹を鍛えることで上半身と下半身を繋ぐ軸が安定し、効率的に体を回転させることができます。また、その回転に従って、連動する手足の筋肉を鍛えると、クラブのスピードが爆速になり、かなり飛距離を出すことができます。体の回転や、体重移動にしっかりと耐えられる強い体幹を目指してトレーニングしましょう。

ゴルフに必要なのは技術ではない⁉︎飛距離が伸び悩む原因と対処法を解説

体幹を鍛えるためのトレーニング方法

体幹のトレーニングとして、実際にボールを打ちながら体幹も鍛えられていくような一石二鳥の練習方法が「足を閉じてボールを打つ」練習方法です。繰り返し行うことで、体幹が鍛えられ、スイング軸も安定していきます。体がぶれてしまったら打てないという状況を強制的に作り出すこのトレーニングは、体の軸を安定させるためにとても有効です。練習の際、下半身は程よく自然に動くことが理想です。両足を閉じることに集中しすぎて、下半身の動きを完全に止めてしまうことは良くないので注意しましょう。

グリップの握り方を変えると飛距離が上がる

今のドライバーはミスをしても曲がりが少ないと言われてますが、明らかなミスまでは助けてくれません。明らかなミスの代表例としては「フック」や「スライス」が挙げられます。例えば、「フックに悩んでいる」という方のグリップを見たとき、ほとんどの場合がフックになりやすい握り方をしています。そのため、 飛距離アップのためにはグリップの握り方を再考することも必要になります。

フックを改善するグリップ

ボールが最初から左の方向に飛んでしまうことをフック(引っ掛け)といいますが、左手を内側に絞るストロンググリップになっている方はスクエアグリップに戻すことをおすすめします。

スライスを改善するグリップ

フックとは逆に、ボールがスライスしてしまう方は左手を内側に絞るストロンググリップで打つと、ボールの軌道が真っ直ぐに近づき飛距離が伸びやすいです。

スライスで悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてみてください。

スライス改善に効果的!オーバースイングの直し方と原因を徹底解説

クラブの特性を理解すると飛距離が上がる

ドライバーは他のクラブよりも長いという特徴があります。この特徴を理解することが正しい打ち方に繋がり、結果的に飛距離は上がっていきます。ドライバーはクラブが長いため、上からダウンブローに打ち込むのではなく、横から振り上げるアッパーブローの軌道を目指して打つようにしましょう。そうすることで、ボールは高く遠くに飛んでいきます。体が覚えてくれるまで何度も練習しましょう。

飛距離を伸ばす打ち方についてはこちらの記事を参考にしてみてください

飛距離を伸ばしたいゴルファー必見!意識するべきポイントと打ち方を伝授!

アイアンはドライバーよりもヘッドが重いため、力を伝えにくいという特徴があります。ヘッドスピードを効率よく上げるコツなどを身につけることが重要です。次に紹介する「ヘッドスピードを上げるためのスイング」を参考にしてみてください。

ヘッドスピードを上げると飛距離が上がる

ゴルフで飛距離を上げるには、まずヘッドスピードを上げることから意識しましょう。具体的には、シャフトが体のすぐ側を最短距離で通ることでヘッドスピードがアップします。この際、パワーだけで振ろうとしても限界があり、スイングが崩れてしまう原因にもなるため、以下のようなスイングの基本を心がけることが飛距離アップの近道です。

ヘッドスピードを上げるためのスイング方法

トップからダウンスイングにかけて左肘をしっかりと締めつつ右手の甲が上になるようにスイングしてみましょう。右手を大きくかぶせてしまう意識は禁物ですが、「右手が上」で打てるようになると球のつかまりが良くなり、飛距離が格段にアップします。軽めのゴルフクラブを使ってヘッドよりも身体が先に回転する感覚を覚える練習をすることも大切です。

ヘッドスピードを確認する方法

スイングスピードは専用の測定器を使って測定します。測定器はゴルフスタジオに完備されていたり、簡易的なものであればゴルフショップなどで購入することもできます。測定器は自分のスイングスピードを正確に知り、課題を発見したりするために重要です。また、スイングの練習やトレーニングの効果が実感できると、ゴルフのモチベーションも上がります。

正しいゴルフクラブの選びを知ると飛距離が上がる

 飛距離アップのために必ずしも性能の良いゴルフクラブは不要と考えていますが、近々ゴルフクラブを変える予定がある。ゴルフを始めたばかりでクラブを購入する予定があるという方もいらっしゃいます。クラブ選びの基礎知識として、飛距離に関わるクラブの数値を紹介します。

飛距離が出るクラブの選び方

 飛距離が出るクラブを選ぶ際に重要となる3つの要素は、「ボール初速」「打ち出し角」「スピン量」です。中でも飛距離に最も影響するのは「ボール初速」です。

ボール初速 → 飛距離に70〜80%影響する

打ち出し角+スピン量 → 飛距離に20〜30%影響する

ボール初速を確認する方法

ボール初速は目測ではなく弾道計測器で測定します。そのため、ゴルフショップでは必ず試打をしてボール初速を確認することをおすすめします。比較する際は、同一の計測器を使用しましょう。弾道計測器にはレーダー式とカメラ式があります。レーダー式は屋外での弾道計測に強みがあり、カメラ式は屋内で距離が取れないときに使う弾道測定器で、ボールのスピン量や初速から飛距離をかなり正確に測定します。

飛ぶドライバーの定義や平均飛距離については過去の記事を参考にしてみてください。

飛距離が出るドライバーはここが違う。クラブ選びで注目したい3つの数値
28ゴルフスタジオ(神戸北店・垂水店)では綺麗な弾道で遠くに飛ぶショットを打つための体感的なレッスンを行っています。また、スコアアップのための技術力やコースマネジメント力の向上、体幹を鍛えるためのパーソナルトレーニングを経験豊富なトレーナー陣が全力でサポートしていますので、ウェブサイトやお電話からお気軽にご相談ください。皆様のゴルフライフをサポートできるように、ゴルフに役立つ情報をこれからも配信していきます。

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