アイアンの飛距離が伸びない?誰でも実践できる3つの意識で解決。
今回はアイアンの飛距離アップのコツをご紹介していきます。アイアンはドライバーよりもヘッドが重く、遠心力を伝えにくいという特徴があります。しかし、ヘッドスピードを効率よく上げるコツなどを身につけることで、初心者の方でも簡単に飛距離を飛ばすことができます。
今回はアイアンの飛距離アップのコツを解説していきます。アイアンの飛距離が出ないことでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
ドライバーの飛距離アップのコツについてはこちらを参考にしてみてください
飛距離を伸ばしたいゴルファー必見!意識するべきポイントと打ち方を伝授!
ヘッドスピードを上げると飛距離が上がる
初めにヘッドスピードを上げるコツをご紹介します。アイアンの飛距離を伸ばすことにおいてヘッドスピードを上げることは飛距離アップにかなり重要です。しかし、パワーだけで振ろうとしても限界がありますので、以下のような効率よくヘッドスピードを上げるコツを身につけることが飛距離アップの近道です。
効率よくヘッドスピードを上げるコツ
トップからダウンスイングにかけて左肘をしっかりと締めつつ右手の甲が上になるようにスイングしてみましょう。これを繰り返し練習することによって、効率のいい加速をするヘッドスピードが身についていきます。
アイアンの目安飛距離
ちなみにアイアンの目安飛距離の計算方法を簡単に解説します。アイアンの目安飛距離は3番アイアンの飛距離を基に計算します。基本的に1番手上がるごとに10ヤードずつ飛距離を引いていきます。
- 3番アイアン「ヘッドスピード×4.5」
- 5番アイアン「ヘッドスピード×4.5-20」
- 7番アイアン「ヘッドスピード×4.5-40」
- 9番アイアン「ヘッドスピード×4.5-60」
アイアンの平均ヘッドスピード
- 男子プロ 48.5m/s
- 女子プロ 40.5m/s
- 一般男性 40m/s
- 一般女性 35m/s
飛距離アップに必要な技術以外の要素についてはこちらを参考にしてみてください
ゴルフに必要なのは技術ではない⁉︎飛距離が伸び悩む原因と対処法を解説
ダウンブローで打つと飛距離が上がる
ダウンブローとはクラブのヘッドが上から下へと降下している途中でボールを捉えることをいいます。ダウンブローに打つことができると、クラブのロフト角が立ちます。それによってボールが高く上がるようになり飛距離アップに繋がります。
ダウンブローで打つコツ
初心者の方はスイングの最下点でボールを打とうする傾向があります。最下点で打つという意識は間違いではないのですが、その一点を正確に捉えるにはかなりの技術が必要です。少しでもずれると飛距離がかなり落ちてしまいます。もう少し気を楽にして、ダウンブローの打ち方ができるようになると、クラブのロフト角が立ち、飛距離がアップします。また、ボールの手前を打ってダフリになることも少なくなってきます。
手首の使い方次第で飛距離が上がる
アイアンの飛距離を上げるためには手首を柔らかく使うことが重要です。以下のコツを押さえると、体の左側で手首が返り綺麗なフェースローテーションの動きができます。鏡の前でスイングをチェックするとより実感できるかと思います。ボールを正しいフェースで捉えることで自然と飛距離が伸びていきます。
手首を柔らかくするコツ
テイクバックの時に手首を親指側に折るようなコックの使い方をすることで、手首を柔らかく使うことができます。その後、切り返しからフェースにボールが当たる瞬間のインパクトまでは手首の角度を変えずに腕の旋回に合わせて自然と手首が返るようにしてみましょう。
注意点としては、手首を意識的に返そうとして積極的に使ってしまうと、インパクト時もしくはインパクトの少し手前からフェースが返りすぎてしまうことがあるので、意識のし過ぎには要注意です。
今回はアイアンの飛距離を上げるための3つのコツをご紹介させていただきました。意識して練習するうちに自然とコツが身につき、飛距離アップを実感できるはずです。練習を始めたてのうちは飛距離だけに囚われず、「正しい動きができているか」どうかに注力してください。スイングの動画撮影や鏡の前での練習がおすすめです。出来るようになるまで諦めずチャレンジしてみてください!