飛ばない打ち方が正解|番手間の距離を安定させる3つの方法
「145y…この距離ってどの番手で打つべき?」
短いクラブでは届かない。でも長いクラブだとオーバーが怖い…。
そんな番手間の距離問題に悩んだ経験はありませんか?
実は、多くのゴルファーが長いクラブを手にした瞬間、
「オーバーするかも…」という不安から体がフルショットを拒否し、インパクトが緩むことで距離が出なくなります。
この記事では、番手間の距離を正しく調整する方法をわかりやすく解説します。
アプローチとパターを軸にしたコースマネジメントはこちらの記事も参考になります。
👉 100切り達成の近道|アプローチとパターを軸にしたコースマネジメント
1. 番手間の距離が難しい理由
番手間の距離が難しいのは、長いクラブを持った瞬間に生まれる不安が影響しています。
1-1. オーバーが怖くてインパクトが緩む
長いクラブを握った瞬間、
「飛びすぎるかも…」という意識が強くなり、インパクトで手元がゆるみます。
このインパクトのゆるみこそが、距離が届かなくなる最大の原因です。
1-2. 絶対に届かないクラブを選んでいる
短いクラブでは確率的に届きません。
届かないクラブを加減して打っても距離は変わらず、ミスが増えるだけです。
1-3. 調整をインパクトで行っている
距離を調整しようとしてインパクトで力加減すると
・当たりが薄い
・飛ばない
・方向性が悪くなる
など、ミスが連発します。
距離調整はアドレスとスイング前の準備で行うことが鉄則です。
2. 大きい番手で距離を落とす3つの方法
番手間の距離を埋めるには、クラブ選びより打ち方の調整が重要です。
次の3つの方法を使えば、大きいクラブでも飛びすぎを防ぎつつ安定したショットが打てます。
2-1. グリップを短く持つ
クラブを短く握ると、
・ヘッドスピードが落ちる
・打点が安定する
・方向性が良くなる
というメリットがあります。
力を抜くだけではなく、「いつものスイングのまま振ることが重要です」
自宅でも取り組めるアプローチの基礎練習はこちら
👉 自宅でもできる!アプローチの精度を着実に上げる片手打ち練習
2-2. スリークォーターに変える
振り幅を小さくすることで自然と飛距離が落ちます。
ただし、ここでもリズムはフルショットと同じにすることが大切。
・振り幅だけを変える
・スイングスピードは変えない
以上がポイントです。
2-3. 距離調整がしやすい2つの組み合わせ
グリップを短くし、さらにスリークォーターで振る。
この組み合わせは、小さく飛ばしたいときに最も安定しやすい方法です。
どの方法でも共通して大切なのは、
絶対にインパクトで調整しないことです。
3. 縦距離を安定させるためのコツ
「番手間で悩まないプレー」を実現するには、技術だけでなく考え方も重要です。
3-1. 持ち方と振り幅で調整する
力加減の調整は再現性が低いためNGです。
距離はクラブの持ち方・振り幅で調整します。
アプローチの距離感をさらに磨きたい方はこちら
👉 アプローチの距離感をピタッと合わせる方法。振り幅を1つだけ覚える。
3-2. リズムとテンポを変えない
スイングのリズムが乱れると、
・ヘッドスピード
・インパクトロフト
・スイング軌道
すべてが崩れます。
「フルショットと同じリズム」を徹底してください。
3-3. 少し大きめのクラブを選ぶ勇気を持つ
届かないクラブを全力で振ると、ミスが増えてしまいます。
番手間の距離は大きめのクラブで安全に打つのが鉄則です。
まとめ|番手間の距離は大きいクラブで飛ばさないがコツ
番手間の距離は、
グリップの長さ・振り幅・スイングリズムを整えれば簡単に攻略できます。
✔ 145yなどの微妙な距離で迷わなくなる
✔ インパクトの緩みがなくなる
✔ 縦距離が安定してスコアが縮まる
28 Golf Studioでは、
あなたのスイングに合わせた「最適な番手の選び方」や、
距離感を安定させるレッスンも行っています。
・番手間のミスが多い
・距離が合わずスコアが崩れる
・フルショット以外の距離調整が苦手
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたのラウンドがもっと楽しく、もっと安定するよう全力でサポートいたします。
距離調整の精度をさらに高めるためには、アプローチそのものの安定が欠かせません。
特に、ミスの原因になりやすい打点のブレを改善すると、縦距離の安定性が一気に上がります。
アプローチ全体の質を底上げしたい方は、こちらの記事も参考になります。
👉 アプローチが確実に上手くなる練習方法。1つのコツで悩みとおさらば。