ゴルフクラブのヒミツ｜当たらない・曲がるを解決。クラブ選びの基礎と選び方！
「止まっているボールなのに当たらない」
「なぜか全クラブがスライスする」
「クラブが軽い・重いの基準が分からない」
そんな悩みを感じたことはありませんか？
実は、その原因はクラブの性能や構造を理解していないことにある可能性が高いです。
正しいクラブ選びは、理想のスイングをつくる第一歩です。
今回は、上達に欠かせない「ゴルフクラブのヒミツ」を分かりやすく解説します。
正しいクラブ選びは、スイングづくり以上にミスの減少に直結する場合があります。
特にドライバーのシャフト選びや、クラブそれぞれの性能差を理解しておくことは、上達のスピードに大きく影響します。
シャフト選びのポイントを詳しく知りたい方はこちらも参考になります：
👉 周りと差がつく！シャフトの硬さとキックポイントの選び方
クラブの性能の「数値」でクラブ選びをしたい方は、こちらの記事が役立ちます：
👉 飛距離が出るドライバーはここが違う。クラブ選びで注目したい3つの数値
1. ゴルフクラブの特性｜ラケットやバットと何が違う？
まず理解すべきポイントは、ゴルフクラブの構造が他のスポーツ道具と大きく違うという点です。
テニスラケットやバット
- グリップの延長線上に打点がある
ゴルフクラブ
- グリップの延長線上に打点がない
- ヘッドが前方にせり出している特殊な形状
→ これが「当てにくい」根本原因の一つ
さらに、ゴルフクラブはフェースが自然と右に回りやすい設計になっています。
これは遠心力を利用して飛距離が出せる一方で、アマチュアが無意識にフェースを開いてしまい、インパクトで戻せずスライスになる原因にもつながります。
2. FW・UTを単品買いするとスイングが崩れやすい
フェアウェイウッド（FW）やユーティリティ（UT）を単品で買い足すと、
重さ・シャフト硬さ・振り心地の階段が崩れやすいという問題があります。
店頭で試打してよい結果が出たとしても、
「他のクラブと重さ・硬さが揃っているか？」は別問題。
コースでは同じクラブを何度も続けて打つことはありません。
だからこそ、持っているクラブ同士の振り心地を揃えることが上達の鍵 になります。
3. クラブは軽すぎても重すぎてもNG
クラブの性能は「重さ」と「シャフトの硬さ」で大きく変わります。
クラブが軽すぎる
・ヘッドが暴れやすい
・自分の力で振りすぎてミスが増える
クラブが重すぎる
・ 安定はしやすい
・しかしヘッドスピードが出ず、飛距離が伸びない
シャフトが柔らかすぎる
・振りやすいが、慣れると振りすぎてミス多発
シャフトが硬すぎる
・ミート率は安定しやすい
・しかし飛ばそうと力んでミスしやすい
シャフトの硬さやキックポイントについて詳しく知りたい方は
こちらの記事も参考になります。
4. 適切なクラブを選ぶ方法
実際にクラブを振ってみて、
「ちょっと重いかな？」
「柔らかすぎないかな？」
と感じる程度がベスト。
理由は、適度な重さが余計な手の動きを抑え、
スイング軌道が安定しやすくなるためです。
また、練習後など疲れてきたタイミングでも
「ヘッドスピードが極端に落ちないクラブ」が
自分に合った重さ・硬さの目安になります。
まとめ｜クラブ選びは上達の最短ルート
ゴルフクラブは「当たりやすさ」「曲がりやすさ」「スイングの安定性」を決める、とても重要な要素です。正しいクラブを選ぶことは、スイングづくりよりも早く効果が出る場合もあります。
- 当たらない → 重さ・長さ・バランスが原因の可能性
- スライスする → フェース特性を理解できていない可能性
- 振りづらい → シャフトの硬さが合っていない
- クラブごとの振り心地が違う → クラブセットが崩れている
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