初心者がやりがちなドライバーのNG3選|スライスを抑える姿勢の作り方
今回は、初心者の方が特にやってしまいやすいドライバーのNGポイント3つをわかりやすく解説します。
ドライバーはゴルフクラブの中で最も難しいと言われるクラブです。ティーアップされたボールを打つためアイアンとは感覚が異なり、初心者の方ほど悩みが多いショットでもあります。しかし、多くのミスは「スイングの前段階である構え(アドレス)の間違い」から起こっています。
スイングの基本的な考え方については、下記の解説記事も参考になります。
👉 【決定版】ゴルフのドライバーの打ち方!安定したショットと飛距離アップのコツ
1.膝を曲げすぎてしまう
膝の曲げすぎはドライバーの大きなミスの原因
ドライバーはクラブが長いため、前傾角度が浅くなりやすいという特徴があります。その際に、バランスを取ろうとして膝を深く曲げすぎてしまう初心者が非常に多いです。
しかし、膝を曲げすぎると横振り(アウトサイド軌道)になりやすく、スライスや引っかけなど左右両方のミスが出やすくなります。
正しい構えのコツ
膝の角度を調整するには、
「お尻が上に引き上げられているイメージ」を持つと自然と正しい姿勢になりやすくなります。
・膝は軽く曲げる程度
・股関節から前傾を作る
・下半身が潰れない姿勢を保つ
これにより、スイングプレーンが安定し、方向性が大幅に改善します。
2.猫背になってしまう
猫背は回転不足と手打ちの原因に
アドレスで猫背になると、胸が丸まり上半身が回りづらくなるため、手だけで振る「手打ち」が発生しやすくなります。その結果、打点が安定せずダフりやトップが頻発します。
初心者の多くは「膝の曲げすぎ」とセットで、この猫背を同時に起こしてしまいます。
正しい姿勢を作るコツ
猫背を防ぐには以下を意識しましょう。
・膝を伸ばしすぎず自然に立つ
・胸を張り、背筋を伸ばす
・肩甲骨を軽く寄せるイメージで構える
これだけで上半身がスムーズに回転し、手打ちを防ぎやすくなります。
3.右肩が前に出すぎてしまう
右肩が前に出るとカット軌道が止まらない
ドライバーのアドレスで圧倒的に多いミスが、右肩が前に出すぎることです。右肩が前に出ると肩のラインが左を向き、カット軌道(アウトサイドイン)になり、強烈なスライスの原因になります。
なぜドライバーは右肩が前に出やすいのか?
①ボール位置が最も左にあるから
右肩から最も遠い位置にボールが置かれるため、右腕を伸ばした瞬間、肩が前に出やすくなります。
②「飛ばしたい」という気持ちで力が入りすぎるから
ドライバーは最も飛距離を出せるクラブのため、力むことで右肩が前に突っ込む癖が出やすくなります。
右肩の突っ込みを改善するコツ
・アドレス時に「右肩を少し後ろに引く」意識を持つ
・力みに気づいたら深呼吸して脱力
・肩と腰のラインをターゲット方向と平行にそろえる
たったこれだけで、スライスが劇的に減少し、インパクトが安定します。
右肩が前に出やすい原因や、正しいアドレスの作り方については、
下記の記事でもわかりやすく解説されています。
まとめ|正しい構えがドライバーショットを大きく変える
ドライバーのミスの多くはスイングではなく、「構え」から生まれています。今回ご紹介した「膝を曲げすぎる」「猫背になる」「右肩が前に出る」という3つのNGポイントを改善するだけで、方向性・飛距離・打点の安定が大きく向上します。
構えを見直すことは、初心者にとって最も効果が出やすい改善方法です。さらに詳しいアドレス改善やドライバーの上達方法を知りたい方は、【28GolfStudio】の公式サイトからお気軽にご相談いただけます。
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