ドライバー購入ガイド:周りと差がつく!シャフトの硬さとキックポイントの選び方
突然ですが、ドライバーを新しく購入する際はどのように選ばれていますか?ゴルフクラブは高額なお買い物ですので、新調する際や、特に初めて購入する際は「本当にこのクラブでいいのかな?」と悩まれる方も多いです。結論、ドライバーはクラブヘッドよりもクラブシャフトを注視しましょう。ゴルフショップへ行く前に、初心者の方でも分かりやすくドライバー選びのポイントをご紹介します。
ドライバーのシャフトは1つ
ドライバーのシャフトにはカーボンと呼ばれる軽量でしなりやすい素材が使われています。一般的にカーボンシャフトと呼ばれます。アイアンのシャフトにはカーボンとスチールがあります。クラブシャフトの重量は一般的に50g台と言われています。最近は軽くて硬いシャフトが人気です。シャフトの硬さについては後述しています。
カーボンシャフトの特徴
ドライバーに使用されるカーボンシャフトは軽量でしなりやすく、飛距離に特化していることが特徴です。基本的にドライバーは飛距離を出すことが目的のクラブです。カーボンシャフトはスチールシャフトに比べると軽量なため、振り抜きやすいです。そのため、初心者の方でもボールが上がりやすいという特徴もあります。
カーボンシャフトの特徴
・軽量でしなりやすく打球が飛びやすい。
・軽量のため振り抜きやすく打球が上がりやすい。
スチールシャフトの特徴
・ねじれに強く打球が曲がりにくい。
・重量を利用したスイングを作ることができる。
カーボンシャフトの注意点
カーボンシャフトは軽量でしなりやすい分、スチールシャフトに比べるとスイング時の安定性が低いです。また、耐久性がそこまで高くないため、扱いには注意が必要です。
カーボンシャフトの注意点
・軽量でしなりやすいためスイング時の安定性が低い。
・スイングのダメージが溜まりやすく折れやすい。
スチールシャフトの注意点
・スイング中にシャフトがしならないため打球が飛びにくい。
・水滴がついたまま放置するとサビが出て劣化しやすい。
カーボンシャフトにも硬さの種類がある
ドライバーのカーボンシャフトはしなりやすいという特徴があります。しかし、カーボンでも硬さを選ぶことができます。クラブの硬さ(しなりやすさ)は、主にR、SR、S、Xで表されます。ゴルフショップでは、どのFlexがお好みですか?と質問されたりします。
柔らかい→硬い
R→SR→S→X
自分に合ったシャフトにも硬さを選ぶ
シャフトの硬さは自分のヘッドスピードの速さを基準に選ぶようにしましょう。以下にシャフトの硬さとそれに対応するヘッドスピードの例を紹介します。ヘッドスピードが分からないという場合は、ショップやゴルフスタジオの測定器で測ってみるか、まずは一番柔らかいRのシャフトを選ぶことが無難です。
一般男性の場合
R→(ヘッドスピードは36〜42)
※しなりすぎるのが嫌という方は1つ上の硬さを選択する。
やや力のある男性の場合
SR→(ヘッドスピードは38〜44)
力のある男性の場合
SR→(ヘッドスピードは42〜50)
ハードヒッターの場合
X→(ヘッドスピードは47〜55)
自分に合ったキックポイントを選ぶ
キックポイントとは「シャフトがしなる部分」のことです。キックポイントはシャフトの単純な硬さや重量よりも、重要になることが多いです。例えば、スイングで切り返しのタイミングが早い方は、手元が硬い「先調子」のキックポイントを選びましょう。以下に代表的なキックポイントと、それぞれの特徴を紹介します。
①先調子
手元が硬くて先端が柔らかいタイプ
トップでタメの強い人や、切り返しのタイミングが早い方は手元が硬い「先調子」のシャフトが合います。
②中調子
手元が硬くて先端も硬いタイプ
ある程度タメがあって安定感を求める方は「中調子」のシャフトが合います。
③元調子
手元が柔らかくて先端が硬いタイプ
トップでタメがない方は「元調子」のシャフトが合います。
ドライバーは長く使えることが大切
クラブ選びは感覚や好みも重要ですが、自分のヘッドスピードの速さやボールの飛び方、スイング軌道を測定して、長く使える真のパートナーを選ぶことの方がさらに重要です。
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