アプローチの距離感をピタッと合わせるための方法。振り幅を1つだけ覚える。
皆さんこんにちは28ゴルフスタジオです‼
今回はゴルフの【アプローチの距離感】について解説します。というのも、かなりの数のアマチュアゴルファーはアプローチショットで距離感を合わせることに苦手を感じていると言います。実際、アプローチは距離によって振り幅を変えなければならず、クラブの番手を替えるだけで距離が調節できるドライバーやアイアンとは全く違います。
アプローチとパターはスコアにおける割合が50%以上と言われています。つまり最低でもドライバーやアイアンと同じくらいの練習量を意識する必要があります。アプローチの距離感を合わせるコツは【各距離ごとの振り幅を覚えること】に尽きます。このコツを押さえて練習することでスコアが劇的に変わりますので、ぜひ参考にしてみてください。
アプローチが確実に上手くなる練習方法については過去の記事を参考にしてみてください。
アプローチが確実に上手くなる練習方法。1つのコツで悩みとおさらば。
アプローチの距離感が合わない打ち方
先ほど、アプローチの距離感を合わせるコツは【各距離ごとの振り幅を覚えること】と解説しました。コツとしてはとてもシンプルですが、これができないアマチュアの方はとても多いです。典型的なミスのパターンは、残りの距離が30ヤードでも50ヤードでもバックスイングをフルショットと同じように大きくしてしまい、ダウンスイングで減速して距離を合わせようとしてしまうことです。この打ち方だと減速した瞬間にヘッドが重力に負けて地面に落下してしまいます。
アプローチもドライバーやアイアンと同様に、ヘッドを加速させながらボールを打たなければなりません。逆に言えば、各ヤードごとの振り幅を保ち、尚且つヘッドを加速させながらボールを打つ感覚を身につけることができれば、間違いなくゴルフが上手くなります!
アプローチの距離感はクラブの振り幅で決める
アプローチとパターはスコアにおける割合が50%以上と言われています。しかし、多くのゴルファーはドライバーやアイアンのフルショットばかりを練習してしまいます。スコアメークに対する効果が高いのはアプローチのコントロールショットであることを意識して、【各ヤードごとの振り幅を体で覚えて、ヘッドを加速させながらボールを打つこと】をしっかりと身につけていきましょう!
アプローチショットで距離感をピタッと合わせるために、まずはフルスイング以外の距離の振り幅を1つだけ覚えましょう!例えば、30ヤードの振り幅を覚えたら、そこから足し算、引き算で各距離を調整していく感覚です。
アプローチショットをピンに寄せるには、ピンまでの距離を計測してその距離を打たなければなりません。しかし、20ヤード、30ヤード、40ヤード、50ヤードといった距離の振り幅を全て覚えるのは効率が悪いです。それだけの練習時間があるのなら、自分が上手くいかないと感じる距離の練習に全ての時間と打球を費やすほうが確実に上達します!
例えば、30ヤードの練習に徹底的に取り組むことで、40ヤード、20ヤードの距離感も分かるようになってきます。自分の中で、この振り幅であれば何ヤード飛ぶというのを1つ覚えれば、あとは足し算、引き算でなんとかなります。仮に誤算してしまったとしても、10ヤード程度のミスでおさまります。
80ヤード以内のショットを1打でグリーンに乗せ、2パットでホールアウトできるようになれば簡単にスコア100を切れるようになります!
各ヤードに適したアプローチの打ち方
以下のヤードの中から、自分が上手くいかないと感じる距離を1つだけ選んで、まずはその距離を徹底的に練習してみてください。バックスイングとフォローは必ず1:1の比率で振るようにすることが、正しいアプローチの打ち方です。
- 10ydの場合:膝から膝
- 20ydの場合:太ももから太もも
- 30ydの場合:腰から腰
- 40ydの場合:脇から脇
- 50ydの場合:肩から肩(ハーフショット)
練習をする際は、先にお伝えしました【ヘッドを減速させないこと】をしっかりと意識してください!繰り返し練習することで全ての距離感が自然と掴めるようになります。また、アプローチはピンを狙って打つのではなく、自分がどこに落としたいのか、落とし場所を意識して練習やラウンドをするようにしてくださいね。