即効性抜群のパター練習!自宅でできる練習方法を紹介
皆さんはゴルフをする上で、どのくらいの時間をパター練習に費やしているでしょうか?というのも、レッスンに来られている方に普段の練習について聞いてみると、大体の方はショットに費やす時間が多いということが判明しました。また、パター練習はラウンド前に少しするという方が多いことも分かっています。しかし、ゴルフのスコアアップを目指す上で、パターはかなり重要な要素です。
1つ質問させていただきます。次のうち、皆さんはどちらのタイプのゴルファーを目指しますか?
- ショットがそこそこでパターがかなり入る
- ショットがかなり良くてパターが入らない
私なら迷わず①を選びます。そして、これは28ゴルフのトレーナー全員が一致した意見でもありました。
今回は、スコアアップにとても重要でありながら、練習が後回しにされがちなパター。その練習方法やその重要性について解説していきたいと思います。パターはアマチュアでも唯一プロに勝てる可能性のあるクラブなんです。
1.パターの練習はなぜ重要か
パターはラウンドでスコアをまとめる重要な要素です。なぜなら、どれだけ良いショットを打ってパーオンできたとしても、パターが3パットだとボギーになります。そしてこれはよくあることなんです。また、各コースを締めくくるパットが上手くいかないと、次のコースのショットにも悪影響を及ぼしてしまいますよね。つまり、スコアをまとめる鍵であるパターの練習は必然的に重要ということになります。
ドライバーで飛距離を出すショットも、短い距離を打つパターも同じ1打になることがゴルフの奥深さですが、一方で、【パターの練習は地味で続かない】ことが多いです。さらに厄介なのは、【パターマットなどを用いた練習では上手く入るものの、ラウンドでは上手くいかない】という方が多いことです。ラウンドで入らないとスコアアップが実現しないので、手軽で即効性のある練習方法を2つ紹介させていただきます。
2.片手(左手)打ち練習
1つ目は片手(左手)で打つ練習です。
片手(左手)打ち練習
- パターが体の中心にくるように構える
- 手首や肘を少し曲げる
- 手首や肘の角度が変わらないようにスイングする
- 3回素振りをしてから1球打つ
注意点としては、肩や肘に力が入らないように振ることと、頭は動かないようにすることです。
どうしても3パット以上がコースで出てしまう方は、より網羅的な「ストロークを安定させる練習方法!パッティングの基本から徹底解説」を参考にしてみてください。
3.クロスハンドグリップ練習
2つ目はクロスハンドグリップの練習です。パターの握り方は様々ですが、プロ(特に女子プロ)の間で一定数採用されている握り方がクロスハンドです。
ポイント
- パターが体の中心にくるように構える
- フェース面がボールに対して正面かを確認する
- 手首は動かさないように固定する意識を持つ
- 3回素振りをしてから1球打つ
スキマ時間に練習するだけでも、ボールの転がり方やインパクトのイメージが大きく変わります。ロングパットやシビアなショートパットもしっかり入れられるようにしていきたいですね。そうすれば、ゴルフの楽しさが更に増してくるかと思います。是非、練習してみて下さい。